2022年2月1日火曜日

休題 その四百八

 

 毎年一月末に、ちょこっと共済と言う役所がやってる簡易保険の申込書を配る。あたしは大分前から中町の班長をやっているので、配る人の手配をしなければならない。

 中町には四つ町がある。それぞれを半分に分けるので八人必要だ。尤も三丁目の半分はあたしがやるから7人です。言う迄もなくシルバー会員は皆年寄りだ。ずーっと三丁目の残り半分をやってくれていた人が、階段の下りに自身がなくなった、と抜けてしまった。無理もない。先ず下れなくなるのがセオリー。三丁目はあたし一人でやれば良い。

 配り始めの日、一丁目の半分担当者から電話で入院する事になったと。心臓関係の手術だそうだ。体が一番である。配りものなぞあたしがやれば良いのだ。受け取った地図には下見をしてマーキングがされている。真面目な性格が窺われる。これであたしの受け持ちは三区画になったが、頑張りゃできるって。

 三日かけて三区画を終わらせた。やれやれ、重い割に安価な仕事だぜ、事務処理をしなくちゃと考えていたら、妻が「投函されてたわよ」と書類を持って来た。一丁目の残りの担当者が、割り当てられた六百九十部が終了したが担当区画に配り切れなかったので、終了処理した書類と、配り残した場所を表わした地図を投函したのだ。残った部分はやっといてくれってこった。この人は愛想はないが、やる事は何時もきっちりとしている。

 これで三分の一区画が増えました。パンフレットはあたしの担当地区で余りが出たので、それで充当。午前中に終わらせて、区画毎にパンフの移動があったのでその整理をした。やってると頭がこんがらまっちまう。すっかりバカになりましたなあ、我乍ら感心するですよ。昔ならさっさとできたんだけどねえ。

 シルバー会員は皆さん同じ様な思いを抱いているのでしょうな。それでも配りものに協力してくれるなんて、感謝のみです。

0 件のコメント: