2022年1月2日日曜日

休題 その四百三

 

 恒例の箱根駅伝、ぐい飲み片手に見ているあたしゃあ人でなしですなあ、選手たちは命懸けで走ってるてえのにさあ。ま、正月なんだから良しとしましょう。

 一区で中央大が飛び出して、お、今年は思わぬ展開になったぞ、と喜んだのも儚い夢。中盤からはお馴染みグリーンのユニフォームが先頭を走り続けた。

 け、面白くもねえ、と思うものの、まあ頑張ったんだからなあと労う気持ちもある。え、悪い酒でも飲んだのかって? いやそれがさあ、青山学院の駅伝寮がご近所だったので、何だか親近感が湧いたのだ。確かに驚く程単純な奴です、ハイ。

 シルバーが市から請けた配り物を、妻に二丁目の半分をやって貰った時のだ。その時に妻が「青山学院寮」と看板のある家を見つけた。表札には「原」とある。こりゃあ間違いない。うちから五分である。たまに通りかかると通りを逞しい若者が走っている。

 今朝も三時には出陣したのだろう。そう妻に言うと「そんなの分からないわよ」と偉く想像力に欠けた返事だ。それぞれの持ち場に着くだけではない。ストレッチから始まって完全に体を慣らしておかなけりゃ駅伝を走るなんてできないのだ。走りと全く無縁なあたしだって、それ位分かる。

 二位は帝京大だが、二分三十七秒話されているので逆転はないだろう。逆転するとしたら三位の駒沢大しかない。帝京大には申し訳ないが、駒沢とは選手の厚みとノウハウが違い過ぎる。それも青山の盤石さを見ると、とても望めない話に思える。どっかで競り合って抜いてくれれば面白いんだけどね。

 復路もグリーンのユニフォームの独走とほぼ決まった。強いとこが勝つんだから仕方ない。でもご近所だから良いのだ。他の大学もやればできる。原監督だけが監督ではない。来年を目指して頑張って下さい。(未だ終わってないって)

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