2022年1月17日月曜日

柄でも無い事 その八十一

 


 去年の十月の閑話で、黄瀬戸のぐい飲みをヤフオクで入手したと書いた。何とも詰まらない物だが、黄瀬戸が欲しかったので良いのさ、とも書いた。でもやっぱりモヤモヤするの。小料理屋で使う様な物で楽しくないのだ。

 各務賢周の黄瀬戸ぐい飲みがヤフオクに出た。作者には拘らないしその作者を知らないのだが、何だか良さそうなの。唯、傷が有って白く補修されている。ふん、こんな傷物と思いつつ入札してまっただよ。意思の弱いあたしですなあ。

 値を付けたら百五十円上乗せする奴がいる。再入札するとまた百五十円上乗せする。二回、繰り返して頭に来て一万円で入札したらしい。らしいって何だ?ご尤もな疑問です。日付を見たら一月二日の夕刻。ぐい飲み片手に箱根駅伝を見終わって、ぐい飲みを離さずに飲み続けていたので、そこいらの記憶がない。従って、らしいとしか言えないの(涙)。

 全くの酔っ払いボケ親父です。とうとう落札してもうただ。送って来たのが写真の物。色合いと言い形と言い気に入りました。残念乍ら白い直しが景色の面に有る。裏側だったら未だ増しだったろうに。

 直しは仕様がないとしても白ってえのがどうもね。金で直してれば立派な景色になっただろうに。もしそうなら、金の値段だけで一万円になっちゃうってかw

 やっちまった事はやっちまった事。もう絡んで来れないだろう金額を提示したのは、覚えてなくともあたしなんだ。白い直しが有るのも先刻ご承知の事。

 少々高い授業料だったが、酔っぱらってオークションはやらない事と思い知った。もうやる事はないだろうけど。

 そのぐい飲みで飲んで見た。うん、悪くない。手取りは軽いし口当たりも良い。変な直しもあたしらしくて上等でい! 一寸とヤケっぽいですが、まあ満足しましょう。

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