2022年1月14日金曜日

閑話 その三百七十


  令和四年の初登山は高取山でした。バカじゃねえのか、他はないのかボケッ!とのお叱りは尤もながら、二ヵ月半に亘る気管支炎(自己診断です)がやっと治まってクタクタになっていたんで、ご勘弁下せえよ。

 曇りから晴れにはなったが、予報と異なり偉く寒い。霜は降りてるし空気は冷たいし、普段なら脱ぐジャケットを着て階段直下迄登った程だ。

 聖不動の紅梅は見事に開いていた。白梅と蝋梅は切られてしまっていた。もう歳だったのだろうか。写真はその紅梅。

 下りに掛かるとモタつく、とっとと下れない。久し振りの高取山だから、下りを体が忘れたと見える。こんなんじゃ駄目だと思っても、足が縺れそうで急げない。高取山の下り始めは結構急で未整備なのだ。バカ尾根の下りよりずーっと手強い。短いんだけどね。

 急な部分が済んだら急いだ。8Kgなしの空身なんだから、そこそこ急げる。本人としては急いで里湯に着いたつもりだったが、二時間三十七分かかった。トホホホ、矢張りこんなにかかっただかよお。ゼーゼーと疲れる程頑張ったのによお。

 気管支炎の様なものに痛めつけられたですなあ。間も空きすぎですなあ。一寸と油断するとガクっと衰えるのが年配者の良い処。あたしも立派な年配者じゃ、エッヘン。

 里湯の食堂は休業である。武漢肺炎の増加の為だろうが、お役所は騒ぎたがります。クラスターが発生でもしたら責任問題になるだろうから、仕方ないとの一言だ。

 空が青くなって来たので、一瞬大山行きのバスにのろうかと考えたが、高取山で良かった。地下足袋の足が痛い程冷たかったのだから、大山だったら凍え上がっていた事だろう。歳と共に寒さにも弱くなるもんだ。

 ろくに丹沢も歩かないんだから(高取山も丹沢なんじゃが)、「歳と共に」に改名しましょうかw

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