2022年1月5日水曜日

閑話 その三百六十九

 

  写真は関係ない時の富士山です。正月なので。

  最近殆ど見られなくなったのがニッカズボンである。ニッカフアンだったすらはかなくなってしまった。山で一人しかいない事が多い。その一人とはあたしだ。但し冬山か春山に限る。冬山用のニッカだから。

 皆さん伸縮性のあるズボンになったのだ。ニッカは膝にストレスが掛からないのが長所だが、伸縮性があれば問題ない訳だ。素材はエステルなので乾きも良い。従ってもニッカから乗り換えたのだ。

 あたしは冬山春山以外は作業ズボンで通している。両サイドに外ポケットの付いている奴だ。妻は新素材のズボンを買えと言うが、今ので充分だと断り続けていた。

 次女と企んで、長女、次女からの誕生日プレゼントとして次女がズボンを買って来た。スイス製の何たら言う奴で、安くはなかっただろう。

 去年最後の土日でと忘年山行を挙行した。何時もの堀山である。あたしは咳が続いてガックリ来てるのでまっすぐ堀山へ、は早く出て花立迄行って帰って来た。この時ニューズボンをはいて行った。冬でも大きなザックで登ると汗をかきズボンも濡れる。併しテントの中で飲んでると乾いてしまう。寒いので常に小さくガスを炊いているのだが、それで乾くのだ。

 何時もの作業ズボンは決して乾かないのでテント内で予備のズボンにはき替えていた。今回はその儘シェラフに入れた。確かに便利である。それにしても寒い夜だった。夜の宴会の時は寒さなんざ感じないんだけどねw

 家に帰ったら妻が「膝は楽だった?」と聞く。そう言えば膝を意識しなかった。何時もなら、しょっちゅう膝の所を摘まんで引っかからない様にしていた。詰まり、膝に全くストレスがかからなかったのだ。

 うーん、ニッカを駆逐しただけの事はあるですなあ。癖になりますよ、これは。

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