2021年1月4日月曜日

閑話 その三百四十五


  新年を迎えたのに去年の忘年山行の話、間が抜けてるったらないが、そんな愚ログなんでご容赦下さいw 一応新年らしく、写真はその時の富士山。

 下りで追い付くと思ったが追い付かない。スピードが乗らないのだ。その上一寸と膝が崩れかける感覚が、極僅かだがある。本当に筋力が崩壊しつつあるって事だ。

 シークレット幕営地に降り立ったらYがカロリーゼリーを吸っていた。着いたばかりだそうだ。とうとう追い付けなかった……。

 早速幕営、乾杯!である。あとは毎年同文、十八時には寝て、Yはあっと言う間に寝付く。あたしは寝付けないが、うとっとはする。非常に冷えて来た。せーたーを着てシェラフに入っていても寒い。十九時だったがYを起こして夜の宴会である。

 広いテントの中の誰はばかる事もない宴会は、騒ぎ放題で最高なんですぞ。外は煌々たる月、寒気は強いがストーブを炊いていれば天国である。キャンプ場ではこうは行かない。周りの迷惑此の上なしなんでね。ここか大室山か、春の上越山中でしか有り得ないのだ。我等は何と幸せな奴等なんだ!

 十時にお開き、あたしはセーターの上にジャケット着た侭シェラフに入った。これでやっと寒さは去った。三時に小用でよろめきつつテントを出たが、いやー、冷えました。

 翌朝は六時に起き、ゆっくりと八時過ぎに出発。前日と打って変わってどんどん登って来る。この日から休みに入ったからかな。若者中心だが、年配者もいる。八十近い爺さんがゆっくり登っていたが、立派なもんだとYと二人で感心する。

 大倉へ下るだけなのだが、Yのピッチは途中からガクンと落ちる。矢張り筋力が追い付かないのだろう。加齢の威力斯くの如しだ。全く他人事じゃないのが悲しい。

 里湯に入って無事忘年山行は終了しました。

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