2021年1月7日木曜日

休題 その三百四十三

 

 この愚ログはタイムリーじゃないのが何だけど(何なの?)、箱根駅伝に触れない訳には行かない。事前にお断りしておくがあたしは創価学会が嫌いだ。もし学会関係者がいたら(いないだろうけど)、御免なさいです。

 二日の往路は、口がアングリで終わった。予想もしなかった創価大学がトップだ。出場四年目ですよ、驚かない方がどうにかしている。去年やっとシード校になったのだ。

 ははーん、今年は往路優勝を狙ったな。総合三位以内、ダメでもきっと五位以内が目標だろう。じゃあ復路は二線級になるから、七区迄に抜かれるだろう。

 三日が始まると二線級なんかじゃなかった。二位の駒沢は、山下りこそ良かったものの、ジリジリ差を開かれて行く。七区迄に逆転なんて夢の夢、何やってんだよ駒沢! と怒っても詮無きこと。東洋も青山も遥か後ろなので、駒沢頼りなのだが。

 十区が始まった時は三分以上の差になっていた。勝負有った、創価の優勝だ。嫌な一年の始まり方だぜ、とテレビを切ろうとしたら次女がつけておいてと言う。長女家族と長男家族もやって来たので(三日に集まる事になっている)駅伝は忘れていた。

 突然次女が「あーー!」と叫んだ。テレビを指して「追い付く」と言う。次女はたまたま画面を見たそうだ。今迄独走だった創価の選手の直ぐ後ろに駒沢の選手が迫っていた。全員で画面を注視する中、駒沢がトップに立ちゴールに走り込んだ。家中わーわーの大歓声だ。皆学会嫌いなのですなあ。

 女性達は抜かれた創価の選手が可哀そうと言うが、勝負なんだから仕方無い。彼には恨みなぞ更々無いが、創価に優勝されたら、胸糞悪い事此の上無い。

 創価の監督は彼に「悔しさは一生忘れるな、だが卑屈になるな」と言った。これは名監督の台詞だ。従って来年が恐ろしいのです。

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