2021年1月24日日曜日

クソ面倒な話 その九十二

 

 随分前に地球滅亡の話を書いた。人類は地球滅亡の遥か前に滅び去る、太陽の温度が上がるからだと説明した。数億年は大丈夫です。でも、その数億年を人類が生き延びれるのだろうか。何だか無理な様な気がする。

 数億年続いた種はいない。バクテリア位なものだろう。人類だけが何故生き残れる? 太陽エネルギーの増加だけが脅威なのではない。逆バージョンの“スノーボールアース”と言う現象がある。氷河期なんて甘いもんではなく、1000mもの氷に地球全体が覆われて、一億年以上その状態が続くと言う。過去に三回あったと確認されている。

 これってダメでしょう。人類の一部すら生き残れないんじゃないのかな。大洞窟を掘って増殖型原発を備え、あらゆる準備をして数十万人を収容したとしよう。エネルギーはほぼ無限だから心配ない。食糧も人口光によって自給できるとしよう。

 でも、一億年以上も其処で人類が生きているだろうか。あたしは悲観的にしか見られない。違う何かに変化するに決まってる、と思ってしまう。違う何かでも人類だが、天然放射線に対する耐性は失ってるんじゃないかなあ。何せ全く日に当たらないし表にも出ないのだから。不必要な機能を失うのは自然の摂理なのだ。それが嫌なら原発から放射線を漏らして耐性を維持するしかない。

 大体からして、其処に入る人間をどう選ぶのかな。「博士の異常な愛情」ではないが、政治家、科学者、技術者、高能力者かな。女性はセクシーな魅了を要する訳だ。

 特別に選ばれて(許されれば)家族で穴倉に移住する。マトリックスのザイオンだが、こっちは外の人々は皆死ぬのだ。もぐら人間になって生きるより、人類皆で死のうと思うです。

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