2018年4月3日火曜日

閑話 その二百五十八



 寒さに鞭打たれて二時間二十二分で里湯に着けたので、もうワンランクアップを図り、Kg増やして9Kgにして見た。
 重さが増えたとは感じられなかった。8が9になっても、そうは感じないって事ですなあ。その初日も無闇と寒い日で、なるべく抑えようと思っても寒いもんだで、とっとと行って二時間四十分で里湯。矢張り1Kgの増加は時間に表れた訳だ。
 この話は三月なので今は暖かい。従って写真は今時分のものです。
 その寒い中、中年のトレイラーが短パンに半袖で登って来る。消費エネルギーが桁違いだろうから、勿論寒くなんかないのだ。あたしの地下足袋を見て「おー、歩き易いですか」と問うので「ええ」と答える。
 結構地下足袋に反応する人は多い。何だこりゃあ、ではなくて、おお、凄いなあ、の反応だ。尤も何だこりゃあと思う人は口に出さないから知らぬが仏かも知れない。
 何度も書いてるが、慣れないと足底が痛くて泣く思いをするのだ。慣れても下手に石を踏むと、泣ける。上手く歩き通すのはほぼ不可能なので、山に行く度最低一度は泣く思いをしている訳である。
 それでも地下足袋なのは、矢張り足元が軽いからと、履物の手入れが不要と言うのが大きいと思われる。何せ無精の王様が様なあたしにはつおーい味方なのだ。たまに石を踏んで泣く位何さ、なのである。
 19Kgの話でした。そういう訳で総合時間には影響したが別に重くも無い。処が吾妻山に近付いた頃から肩が痛み出した。12Kg時はもっと手前から肩が痛んだ。
 ふーん、1Kgの差とは確実に有るものなんだなあ。詰まりあたしは9Kgから肩が痛くなるんだ。若い頃は20Kgを越えなければ肩が痛くなんざならなかったが、若い時と比べるのは全く無意味なので止めよう。
 暫くは9Kgでやって見て、二時間半を切れる様になったら10Kgと考えてます。

0 件のコメント: