2018年4月25日水曜日

閑話 その二百六十



 低山は新緑真っ盛りである。S、Kと新緑狩り(?)へと出掛けた。何処へえって言うと、高取山なのだ。
 写真は高取山からの大山。切り開いてくれたので眺められる様になったとは前に書いた。でもまあボンヤリした写真だなあ 、腕が悪いにも程があるってさ。
 ゴルフ場を突っ切るコースは前にやったので、今度はゴルフ場の横を登るコースにした。前々回に下社から来て、右へ間違った林道を行ったコースを、正しく逆に稜線へ出ようと言う訳なのだ。
 バスを降りて暫くでゴルフ場の横を行く事になったのだが、残念乍ら爽快な路ではなく、何か薄暗い路だった。
 丁度グリーンの横を通る時、ゴルファーに「何処へ行くんですか」と聞かれた。「此の上の高松山に行くんですよ」「そうですか、時々登って行く人が居るんで」。ほー、こんな陰気な路を行く物好きもいるんだなあ。
 稜線に立てば風が涼しい。Kは羽毛のベストを持って来たと言うが、一体何を考えてるんだろう。その日は25℃の予報で、既に暑がっているのにね。
 二十代のトレイルの女性が二人高取山から、タイツに巻きスカート姿でやって来る。大山へ行くそうだ。三人で見送り乍ら「我々も若い頃はああだったよなあ」とため息をつく。
 今じゃ走る様に行く、なんて死んでもできないのだ。やったら死んじゃうだろうし。Sも大腿四頭筋がめっきり弱ったそうだ。脳梗塞と心臓手術をしては、あのムキムキマンだってそうなってしまう。
 此処からは新緑の中、最後の登りを詰めれば良いだけだ。帰路は聖峰から神戸へ。あたしは登ってばかりで下るのは初めてだ。下りはSは良いがKがマズイ。足首を痛めている事は既述だろう。でもま、難無く下り着くきました。
 伊勢原駅の一つ手前のバス停で降り、目をつけていた中華屋で一杯やったのだが、中国人がやってる店で中々グッドであった。ほろ酔いで帰って来たのでした。

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