2018年4月22日日曜日

休題 その二百十八



 面倒な話みたくなっちまったがご容赦。
 裁判の続きで言うと、分からん事の二つ目は精神に異常が有れば罪に問えない事だ。それが一時的でも適用される。
 一時的から書くと、精神消耗して適切な判断が不可能だっと認められれば無罪。一寸と間ってくれよ。その犯人が被害者に監禁されるかそれに近い状況でひどい目に会ってたと言うなら分かるが、関係無い事で辛い目に会っていたからって、人を殺しても良いのか?唯の殺人と何ら変わりは有るまいて。
 精神異常の場合はどうだろう。人を殺すキチガイ(差別用語だそうだが、キチガイはキチガイだ!)を無罪にするって事は、又ご自由に殺人をなさって下さい、と言う事だろう。
 多少は病院隔離も有る様だが、直ぐに野放しになる。そして又人を殺す(かも知れない)。その実例も幾つか有る様だね。
 人を殺すキチガイは死刑で宜しい。何故キチガイだから許されるのかが全く分からん。「貴方の娘さんを惨殺した人間は精神に障害が有る可哀そうな人なので、罪は無いんです」と言われたら納得できるのだろうか。
 あたしならそいつを狙いまわして、隙を見て殺す。そう思う親は多分殆どだろう。自制して実行しないだけだ。
 これは司法制度ではなく法律の問題だ。国会議員の家族がキチガイに殺されなければ、法律を変えようなぞとは誰も言い出さないだろう。そんな事を言い出せば人権擁護派から猛攻撃を受け、極右、或いは人権無視者のレッテルを貼られるに決まっているからだ。
 敵討ちの禁止は、国が替わってそれを行うから成立する。国が正義を行ってくれないとの認識が広がれば、自ら仇を討つしかなくない。相手の家族が今度はこっちを仇と狙う。
 日本の刑罰は甘過ぎると言われてから久しい。裁判員の結論を重視する処からでも始めれば、何とかなるだろうに、と愚考します。

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