2018年4月16日月曜日

休題 その二百十六



 前に、妻に登山用の短パンを買ってやろうか、と書いた。実行したですよ。本人の好みが有るだろうから二人で好日山荘へ出掛けた。
大方の男性は賛同してくれるだろうが、女性の買い物は無闇と時間が掛かってかなわない。今回は「急かさないでよ」と釘を刺されていたので、あれこれ試着するのを文句なぞ言わずにひたすら待ちました。
 五着(!)も試着してやっと決まったのは目出度い。去年の製品なので30%オフなのも嬉しいが、それは妻が気遣ってくれたものだと思う。従って一万円で立派にお釣りが来たですよ。
 生地は一寸と厚めで真夏にはどうかなとも思ったが、短パンなので大丈夫だろう。それにサイドにチャックが有って、開けるとメッシュで空気が逃げるのだ。第一に丈夫が一番。
 これなら夏でも冬でも行ける。弘法山から塔ヶ岳、八ヶ岳からアルプス迄大丈夫。冬のアルプス・八ヶ岳は論外だけどね。
 ついでに山ガール(含おばさん)御用達の可愛いリュックと思って観て見ると、どれも軽く一万円を越えている。こりゃあ駄目だ、予算が無い。それは又の機会(もし有ればだが)にしよう。
 あたしも短パンは登山用のちゃんとした奴を使っているが、春山・冬山(もう行けないだろうけど)はニッカ、普通は作業ズボンである。妻は「あなただってズボンが必要でしょう、私ばかり、滅多に山にも行かないのに申し訳無いわよ」と殊勝な事を言う。
 あたしは作業ズボンを穿きこなしている。経験の差だ。依って登山用ズボンなんざ全く不用なのだ。膝が引っ掛かればズボンを摘まめば住む事なのだから。
 滅多に山に行かない、と言うがそれがいけない。腰や背中の痛みを直したければ山歩きに限る。着る物を気にせずに済んで、何時でも山に行ける様にと言う意味なのですぞ。

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