2018年1月4日木曜日

休題 その二百二




 ここ数年は箱根駅伝をチビチビ飲みながらテレビで観戦している。自分はダラーッとしてながら、人が必死に走っているのを眺め勝手な事をのたもうている訳だ。御同様の方も多いと思われるので、一つ大目に見て下さい。
 往路は久方振りに東洋がトップでゴールした。えー、又東洋かよー。併し青学の四連覇よっか余程増しだ。何でも良い、青学を倒せ!
 断る必要もないだろうけど、青学には何の恨みもない。唯、余りにも強すぎるので、つい負けちまえ、と思ってしまうのだ。安定しているからこその強豪なのだが、安定し過ぎて番狂わせが全く期待できないと言うのは、実に詰まらん。
 去年は三大駅伝のうち二つを落としている。勝ったのは箱根だけだった訳で、これなら何とか行けるぞ、と二日は喜んで終わった。その頃は酔うっぱらっちまっているんだけどね。
 さて三日、山下りが始まったら東洋はジリジリ追い上げられ、あーー、と言う間に抜き去られて、後は例に依っての独走となった。
 け、面白くもねえ! 七区が終わった時点でテレビを切った。案の定悠々優勝。青学の箱根四連覇である。
史上六校目の快挙となった。残念ではあるが強い学校が勝つのは理の当然。新聞で監督のコメントを読んで嫌でも納得せざるを得なかった。曰く「ライバルは野球やサッカー、一人でも多くの優秀な人材を日本のお家芸であるマラソンへ誘い入れたい云々」。
 志が大きい。そう言われては、素直におめでとうと言うしかない。優勝おめでとうございます!
 正月の風物詩ともなった箱根駅伝、外とは一味違う。箱根の芦ノ湖へ一気に駆け上る勇壮さが華となるのだろう。その山道が温泉地なので、寒いにも関わらず多数の観客が集まるのも物を言っていると思う。そして正月は終わった。今年も宜しくお願い致します。

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