2018年1月11日木曜日

休題 その二百四




 スターウォーズ8、いやⅧと書くべきだろう。一寸と遅くなったが妻と観て来た。ネタバレにならない様に注意して書きましょう。
 此の間上映されたのはⅢとⅣの間だったので、Ⅶの続きである。Ⅶは多分主演のレイが老いたルークに会いに行く処で終わっていた。従ってフォースやジェダイについても語られる事になる。
 まあ、取って付けたとの感は拭えない。ルーカスは壮大な世界を構築していた。それも見事に完結した世界観だった。
 その上に乗っかって話を進めて行っただけ、って言ったら言い過ぎだろうかな? いや、あたしの感覚では決して言い過ぎではない。
 TVドラマと同じ轍を踏みつつあるかと思われる。折角当たったんだから、どんどん話をつなげて続けて行こう、ってね。この場合は折角版権を買った(きっと安くはない!)のだから、無理やりにでも続けて元を取ろう!
 詰まり、似てはいるけど別物になったって事だ。当然の結果だがキャラが立たない。その上に魅力の乏しいキャストをかき集めたものだから、騒々しいだけ(一寸と言い過ぎかな?)になっちまった。
 妻は途中で一寸と眠ったと言う。あの騒音の中でだ。余程頑張らないと中々人を眠らせるのは難しいのだ。勿論皮肉ですよ。
 改めてジョージ・ルーカスの才能の偉大さに驚かされる。彼なら絶対に眠らせてなんかくれない!
 一ヶ所位褒めておこう。秘密基地が襲われる時の戦闘シーンの色彩は、おお、と思わせてくれた。 あとは、無い。
 チェ・ゲバラの俳優が半端な出方をする。名優と言って良い俳優だ。多分これからのシリーズで重要な役割を負うのだろう。ハン・ソロの様な無法者が欲しいのだろうと予想している。多分当たるだろうけど、老けすぎてるんじゃねえけえ。とか言い乍ら続編が出来れば、又観に行くのですなあ。

0 件のコメント: