2016年7月7日木曜日

柄でも無い事 その五十三




 都知事が詰め腹を切らされて都庁を去った。その理由の一つが毎週末に湯河原の別荘へ通った事だ。それは良いのだが公用車を使ったと責められた。セコい事はしない方が宜しいってこってすなあ。
 あたしだって、月に四、五回は温泉でゆったりするのだ、えっへん。 と言っても別荘なんざ無い。別荘とお妾さんは持つまでが夢、持ったら大変なだけ、とは前に書いた。
 ま、あたしの場合は都知事と違って両方共持つ気は更々無い。持てないってえのも当たってるが、其の気が無い。本当だからね。必死に否定すると怪しまれるのでやめてく。
 先ずはリハビリの山、高取山や弘法山には月に三度以上は行くようにしている。頂上を踏んでから降りて行く先は、そう、鶴巻温泉。
 秦野市市営の弘法の里湯に御厄介になっている。別荘なんかよっかずーっと良い。湯船は広いし露天風呂は有るし、サウナだって有って、食堂迄有る。勿論掃除もしなくて良いのだ。別荘なら先ず布団を干して掃除をし、湯船を洗って湯を張って、買い物に出かけて、食事の支度をして、あー、嫌だ嫌だ。
 失礼しました、つい貧乏人の本性が出ちまっただで。普通の別荘はそんなんじゃないんですよねえ。ただ、自分が別荘を持ったらと考えると、こうなっちゃう。。。。
 里湯はあくまで入浴目的、湯上りに缶ハイボールをキューっとやって帰るのだ。町田に着いてから箱根蕎麦を啜る。結構贅沢なリハビリ山行なのだ。
 月曜が休みなのが、又良いのだ。外の宿を訪れる楽しみが有る。と言っても大和屋旅館ばっかなんだけどね。陣屋は立派なのは承知してるが、高いでかんわ。年金生活者なもんでね。
 外には梵天荘が有るが一寸と遠いので、一度しか訪れた事がない。
 続きます。

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