2016年3月14日月曜日

クソ面倒な話 その六十三





 六十三ですので以前の投稿の再掲です。福島の原発事故をチャンス到来と勢いづいている諸君に申し上げたいのだ。
 国際放射線学会が根拠も無く、放射線は微量でも危険だと規定した事は、前記で有る。 被爆に閾値を設けなかったのは、取り敢えずの処置と思われる。
だったら、データーが豊富に揃った現在で、其の暫定的規定を改めて欲しいものだ。科学の学会でしょう?決して宗教団体では無い筈なのだ。
 中国広東省陽江では、地質の所為で自然放射線が、他地域の数倍になって居る。其処の住民を調査すると、有意な害は発見出来ない。それどころか、益は有っても害は無い、不思議な結果で有る、とレポートは結ばれて居る。
 不思議でも何でも無いのだ。閾値が存在して、微量放射線は返って体には益になるのだ。ラドン温泉が、其の良い例で有る。
 福島第一原発についても、訳の分からない基準を設け、無駄な騒ぎを繰り返して居る。
タンクの漏水がしょっちゅうマスコミを賑わして居たが、無闇と人々の不安を煽りたてて居るのに、気付かない。
 政府の基準に則れば、危険だからだ。では、其の政府の基準とは如何なものなのだろう。飲料水より安全でなければならない、と言う滅茶苦茶厳しい基準なのだ。
 ナンセンス極まり無い。飲料水含有のセシウムは、1L当たり10ベクトル以下だが、福島の水を放出するには、1L当たり1ベクトル以下でなくてはならない。
 どう考えても、無意味な決め事だ。飲料水の10分の1を要求する根拠は何なのだろう。唯々民心におもねったとしか、判断のしようも無い。民主党が己のミスを糊塗する為の基準、と言っても外れては居ないだろう。
 無用な怖れ(迷信と言っても良い)は、復興を妨げるのみ、百害有って一利無しなのだ
から、早急に見直して貰いたいと、絶海の孤島で願って居るのです。

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