2015年9月6日日曜日

閑話 その百六十八




 六月には三度高取山から鶴巻へ。リキを入れてリハに入ったという処だろう。
 月初旬に神戸から入る。一寸と速く歩いたと記録に有る。その為にクタクタになった。温泉でも貧血を起こしかけた。駄目じゃんさあ全く。リハにもクソ(失礼)にもなっもんじゃない。
 町田駅から家まで、トボトボと歩いた。家でもぐったり、起きているのが辛いとある。困ったもんだ。
 一週間後に又もや出掛ける。前回で懲りたので「リハビリリハビリ」と心の中で繰り返し、ゆっくりと行く。トレーニングではないという意味でだ。
 お蔭でそうは着かれる事なく頂上へ着いた。下から賑やかな声が登って来る。おや、と思っていると保育園の子供達が二十四人も登って来た。付添は四人だ。
 高取山から弘法山経由で園に帰ると言う。流石地元だ。東京の園なら恐ろしくて出来っこないだろう。何時事故が起きても不思議じゃない環境なんだから。頂上からの下りだって、偉く歩き辛くて急な所があるのだ。
 「お気をつけて」と保母さんに挨拶して下りにかかる。「リハビリリハビリ」と唱えながらだ。急いではいけない。
 温泉でゆっくりするが、眩暈も起きない。前回の不調は図に乗って飛ばしたのが原因だろう。飛ばすなんて段階ではないのだ。
 月末に、雨の合間を見て出掛ける。登って居る時霧雨に会ったが、それだけで済んだのは目出度い。景色は無くジメーっとしているのは覚悟の上だ。唯、蛭には注意する。そろそろお出ましになる筈だから。
 そんな訳で人は少ない。高取山で二人。メインルートに出ても五人しか会わない。今にも降り出しそうな空模様なので当然だ。此の日は温泉は休み。残念でした。秦野市営なので仕方がないのだ。(続)

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