クソ面倒な話 その七十九

　安保法案が参院委員会で可決された。次は本会議だ。委員会の裁決の時に揉み合いとなったのはご承知だろう。

　デジャブである。旧社会党が最大野党だった頃は良く有る出来事だった。牛歩戦術、会場のピケ。何の進歩もないんだ、野党の諸君。

　面白いのは日本の野党の特殊性である。あたしゃ大おざっぱで無精者だが、字は読めるので大体の事は分かる。ＴＶは全く見ないけどね。ＤＶＤを見る時は別さ。

　他国の野党は自国を愛して敬意を払っている、と思える。やり方の違いで与党と争うと言う事だろう。だから野党が政権を取っても国がひっくり返る事にはならない。あくまで先進国の例だが、日本は先進国の筈だ。

　処が日本の野党は、政権の座に着くと国がひっくり返る騒ぎになる。それを多くの国民が感じていたからこそ社会党には政権を渡さなかった訳だ。

　うっかり民主党に政権を与えた事がある。社会党が政権に着いたと同じになって、総選挙で自民党に政権が戻った。

　詰まり、民主党も日本を愛さない（愛せない）党だったと言う事だ。

　問題は此れだ。何故日本の野党（大きな）は反日なのだろう。反日が言い過ぎだとは思わない。民主党の岡田代表もかっては集団的自衛権を認めていたが、今は憲法違反だと叫んでいる。野党になると反日になるのだ。

　無意味な私見だとは心得ているが申そう。御皇室を大切にしない政党は反日になる。根拠は無いが、そうだと思われる。

　あたしはそれ程好みでは無いが、自民党に票を入れるのは、御皇室を大切にする政党だと判断するからだ。

　日本は御皇室あっての日本だとあたしは思っている。もし御皇室が無ければ、はちゃめちゃに分裂して仕舞うだろう。

　世界で一番古い国だとギネスでも認定された。千年続く企業（或いは店）が幾つもあるのも日本だけなのだ。

　御皇室の存在なしでは有り得ないとあたしは確信している。御皇室を重んじる野党の誕生を切に望みます。