2014年11月5日水曜日

追っかけよう その七





 さて、喜んで下さい。此の下らない(地図を見れば一目瞭然)章も、最後の区間を迎える。パンパカパーン! 馬鹿みたい。だったら書かなきゃ良いのにさ。。。。。
 三国山から西へ行く甲駿国境線が、丹沢の最西端となる。終点は籠坂峠、其の先は富士山で有る。此の稜線は、ブナ林帯の気持ちの良い所だ。訪れる人は、そう多くは無い。
 菰釣山から籠坂峠迄、地図上で七時間半の行程だ。独特の味が有る区域だが、其れ程は人が入らない。ん、菰釣山は東海自然道で訪れる人が多いし、山中湖東部の丘陵も又、結構皆さんが出掛ける。前言撤回、好きな人はやって来る山域です。
 三十八時間五十五分、宮ケ瀬湖から籠坂峠への合計時間で有る。長いと言えば長いし、意外と短いと言えば短い。まあ何です、アルプスと比べたら標高も範囲もずーっと可愛いんだから、妥当な処でしょう。横浜の裏山と言う位置なんだから。
 主稜線を追ったが、其れ以外の支稜線が大変に広く、且つ変化に富んで面白いのだ。そして其処にこそ、カモシカ、熊、猿が棲息して居る訳だ。勿論、鹿や猪やオオタカや隼やモモンガーや野兎や狐や狸やイタチやモグラやリス等々もなのだ。
 其の広大な支稜線については、極簡単にしか紹介出来なかった。して欲しくも無い? 当然ですなあ。
 併し、矢張り主稜線が花形なのは、文中で触れた。特に三カ所のハイライト部分は、中級山岳としては、極めて立派な縦走路と言える。丹沢を多くの登山者が訪れるのも、尤もな事なのだ、と私は思って居る。
 本当にどうでも良い事を書いちまった。丹沢好き患者なので、一つ大目にお願いします。

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