2014年11月27日木曜日

入門の山 その三




 人生色々 山登りも色々♪ ってさ。谷川岳なら岩場、って決めつけるのはおかしい。谷川岳や上越国境線は、偉く魅力の有る山域なのだ。其れが故に岩以外を求める登山者が押しかけて気象遭難が多発した。為に、非常に個性的な(ドラム缶の様な)避難小屋が彼方此方に造られた訳だ。
同じく、丹沢なら沢登りと決めつけるのもおかしい。あの自然に溢れた山々の魅力を見たまえ。尾根を行く登山者は、沢を行く諸君の百倍だろう。千倍かもね。
え、誰も決めつけて無いって? そうですね。私のコンプレックスでしょう。
 丹沢から入れば、大自然逍遥派から岩稜挑戦派迄、好みに応じて選択出来るのだ。ん、誤解を呼んだかな。
 勿論、どの山が最初でも、其の後の山の選択は無限大に有る。とは言ってもですよ、最初の山が楽で危険が無ければ、其の後もそういう山を求めるのでは?
 そんなに人は単純じゃ無いんだけど、そうなり易い筈だ。山では無くて、そうねえ、歌で言えば、コーラスから入った人はコーラスに魅力を感じる。ソロの歌には大して関心を示さない。カラオケから入った人はコーラスには関心を示さない。
 そりゃあ絶対では無いけど、其の傾向は有るでしょう?
 コーラスとソロの魅力を分からせて貰えるのが丹沢って、恋に目が眩んだおっさんの戯言(たわごと)ってもんですな。喩は下手だけど、当たらずと言えども遠からず、です。
 丹沢の纏めとしては、登山の入門編。それもパーフェクトな。男らしく、且つ自然が豊富、其の癖優しい部分も有って、易しいコースから途轍もなく厳しいコース迄、貴方のお
好み次第、お好み通りにお選び下さい。其処から先にどういう山登りを選択するかは、貴方次第です。
 ね、良い山でしょう?結論が出たので終わりです。次が長いと思うので(嫌?)。

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