2013年10月27日日曜日

閑話 その百十一




 今年も台風が多い。十月の第二週に、西穂へ登る積りだったが、台風が来た。仕方無く第三週に伸ばしたら、又台風、其れも特大がやって来た。
 町田は大した事が無かったが、伊豆大島の元町がやられて、大勢亡くなった。直撃されたので、凄まじい降雨となった様だ。
 第四週も台風で有る。山の計画は、台風に吹き飛ばされちまった。これで今年の秋山はパーで有る。併し、其の合間を縫って、確りと低山を歩いて来たのだ。フッフッフ、我乍ら確りして居る。(威張る事じゃ無い?そうねえ)
 “続迷惑者”の章で葛葉沢に連れ込んだSYさんと其のお姉さん(昔からの付き合いです)とYIさん(古い付き合いの看護師さん)、其れに妻の五人で、弘法山から鶴巻温泉へ歩いた。
 其のコースはハイクのお誘いにも載せた、低山の定番だ。紅葉には大分早い。するとお目当ては、そう、温泉で有る。立ち寄り湯の「弘法の里湯」がハイライトだ。
 前に此の湯について書いたが、誤りが有った。ビールも無く全館禁煙だと嘆いたが、二階の休憩室を覗かなかったからで、ちゃんとビールも喫煙所も有りました。訂正しお詫びします(ペコリ)。
 此の五人の時は、風呂上りに隣接する蕎麦屋に入って一杯やった。前にS、Kと来た時と同じで有る。男はあたしだけだが(年寄りのハーレムです)、何の何の、SYさんもYIさんも、あたしよっかずっといける口で、とても敵いません。
 此の立ち寄り湯は、内風呂と露天風呂が有り、前述の通りカルシウム含有量が世界一(勿論、鶴巻温泉の全湯)なのだ。でも、皮膚から吸収されるなら兎も角、何の意味が有るのだろう。YIさんも妻も湯上りに顔が赤くなった。其れが効能だろうか?
 其れから数日して、妻と二人で高取山から鶴巻温泉へ下り、又弘法の里湯へ入った。此の日は日曜だったので、山も湯も人が一杯、改めて人気の高さを知った訳なのだ。
 其の時に、妻と休憩所でビールをのんだので、前記の誤りを知ったのです。尚、此の時も妻は顔が赤くなりました(ビールを飲む前、為念)。矢張り、何らかの効能は此れ有りと認む、って事なのでした。

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