2013年10月14日月曜日

丹沢らしさって その三



 
 チッチッチ、何のかんのと言っても、何か有るもんだぜ。丹沢には展望が無いって? ふ、誰に聞いた? 何で読んだ?
 あのね、無駄な強がりは止しましょうね。展望が見事な所は勿論幾つも有るが、無い方が多いのは全くの事実なのだから。
 詰まり、展望も碌に無く、何処迄行っても山ばかり。これが丹沢らしさの一つだ(涙)。
 ……オズオズ。魔法使いでは無い。此れで三度目位の記述になるので(誰も覚えちゃいねえってよ!)、一寸と気後れして居るのだが、此れは絶対に外せない。
 野生の、カモシカ、猿、熊の三種混合ワクチンは、東北脊梁山脈、南北中央アルプス、白山、そして驚く事無かれ(散々聞いてるから驚かないよ!)、丹沢でしか受けられないのだ、はっはっはっは。相変わらず下らないギャグ、失礼すますた。
 此れは奇跡に近い。丹沢は大都市に近い。町田は横浜に近い。狸は貉に近い。豚は猪に近い、鳥は恐竜に近い、巣鴨は大塚に近い、丸井は駅に近い、生は死に近い!
 相手にしないでやって下さい。同じ事を何度も書く照れ隠しです。
 一時は丹沢の熊が絶滅した、と噂された。全く目撃されなくなったのだろう。何の何の、最近は目撃情報だらけ。熊は元気にお暮しのご様子だ。
 従って、野生動物に関しては、中級山地の癖に、アルプスと同格なのだ、エッヘン。私の威張る事では無いのだが、勝手に丹沢を代表して強調しましょう。大都会(東京・横浜)の傍(そば)の山地で、なのだ。
 其れだけ自然が残って居る訳だ。植林で傷つけられては居てもで有る。尤も流石に雷鳥は居ない。念の為。
 “丹沢”なのだから、辰砂色の沢となるが、丹は古語朝鮮語で美しいの意味だと言う記憶が、微かに有る。だとしたら本義は美しい沢、となる。
 (丹沢らしさって その四へ続く)

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

丹沢は、なるほど美しい沢の意なんですね。熊、鹿、猿も健全で良かった。鳥や蝶や昆虫は、数えきれない種類が健在でしょう。いいですねー!

kenzaburou さんのコメント...

はい、あたしのおぼろげな記憶では、そうです。
鳥を専門に追ってる人を、山中で良く見掛けます。長いレンズで写真を撮る派と、傘を広げて鳴き声を録音する派が有ります。
鳥も種類が多いって事でしょう。