2011年2月21日月曜日

休題 その六十一


 その六十で、時の総理大臣を馬鹿の象徴なぞとほざいたのは、流石に反省しました。お詫び申し上げます。
 勿論、菅総理はあたしとは比べるのが既に変と思われて当然で、頭の出来が違うのだ。
 でもですよ、あたしと一国の総理の立場は死ぬ程違うのだから、あたしよりまともな頭だけでは、いけないって事でしょう。
 総理があたしから見て、馬鹿としか思えないなら、立派に馬鹿なのだ。立場なのだから。
 馬鹿と言って居るけど、頭が良くなければいけないのは、国の指導者として当たり前の大前提なので有って、特別に馬鹿に導かれたいと思う変態マニアは除く。
 民主主義とは、コストと無駄が、無闇と掛かるものだ。あたしの考えでは無く、多くの哲学者が言って居る。
 失礼を、詫びようと思って書き始めたのだけれど、失礼とは思えなくなっちまった。酒の所為にしておこう。(そうなんだし)
 総理が高杉晋作を尊敬してるだって?
 高杉晋作が聞いたら激怒するぞ、総理の馬鹿がよ!
 いいか、良く聞け、高杉晋作は当時の清国の惨状を知って、国を守る大切さを知り、見事に実行したのだ。君に、そんな気概と力量が有るのかい??
 いいか、良く聞け、高杉晋作は武力こそが外交で有り、国内に於いては政治力のバックだと見抜いた。だから奇兵隊を造ったのだ。そんな事が分かってんのかい??
 もう終って仕舞った君を責めて居るのでは無いが、高杉晋作を出さないで欲しい。あたしだって尊敬してる人物なんだから。
 お詫びだと言い乍ら、馬鹿の事をを馬鹿だと言っちまったぜ。ま、嘘を吐くよっか遥かに増しなんだよね。
 国を守れない政府を選ぶ国民(あたしは違うと言いたいが、同じ事)。パラドックスです。

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