2024年3月5日火曜日

閑話 その四百四十二

 


 Yの歩ける度合いを測る為に、二日(土)に大山へ行って来ました。七時五分のバスは一月の時とは違って、空いてはいないが混んでもいないってとこ。

 商店街(?)の階段を越して男坂、Yは「こりゃ凄い」なぞと言い乍らも確り登る。出だしは順調である。そのうちにピッチは落ちて来るのだがね。それでも下社迄ワンピッチで登り切れた。

 下社の急な石段は中々のものだ。ひえーと言いたくなるですよ。それからが長い。稜線迄こんなにあったかなあと、今回も思った。前回と違うのはYのペースで登るので寒くなってしまう事。一寸と困る。

 稜線に出て、ヤビツ峠からの路を合わせる所でYはパンを食べる。腹が減ったのだろう。ここ迄上がると北側斜面は雪である。そのうちに路も雪になって、目出度く頂上。

 大休止して出発、Yは良い調子で下っている。前回と違って限りなく人が登って来るなんてないので、極めて下り易い。その良い調子は、そうねえ、三十分位はもっただろう。それ以上はモタつき出して、段差は横歩きで下り始めた。詰まり筋力が下りの負担に耐えられなくなってるって事。

 帰りに里湯に寄りたいので「帰りはロープウエイにしよう」と言うとYは反対する訳もなく、少々待ってロープウエイに乗った。歩いていたら里湯に着いた頃にやっと下山してただろう。六百四十円の代金は実に安い。

 さて、今度の春山は松手山で幕営するのは、下りを考えるとヤバい。だって小さなリュックでも大山を下り切れないんだもん。でかいザックを背負って段差の大きい路を下るのはどうだろう。去年も想定の倍近くかかったし。

 そんなこたあ当日の様子で決めるべえや、取り敢えず風呂だ風呂だ、と温泉に入った。そして豆腐をつまみに缶チューハイ、なる様になるっぺさあ。これじゃあ何の為に大山へ行ったやらw

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