2023年5月23日火曜日

休題 その四百七十五


  ウクライナのバフムトが陥落したのかしないのか、情報が錯綜していて不明だ。ロシアは前々からバフムト占領を目標に掲げているし、ウクライナはバフムト防衛で後退し乍ら相手に出血を強いる戦法らしいので、やがて陥落するかも知れないししないかもしれない。

 何故どっちでも良いかってえと、バフムトは要衝の地ではないからだ。重要なのは広島サミットでF16供与が許可された事だ。これで空軍同士の戦いでは、ウクライナが優勢になるだろう。

 但し、ロシア本国への攻撃は禁止されている。ウクライナ内部のロシア軍を攻撃する為のものだ。あくまで自国内で戦わなくてはならないのだ。専守防衛である。廃墟になるのはウクライナだけって決まりだ。理由は簡単で、ロシア本国が攻撃されるとロシアが核を使用するかも、だからだ。

 核の抑止力は明らかに存在する。ウクライナを支援するNATOと米国が核保有国でなければ、ロシアはとっくに核を使用していたと思われる。ロシアも欧米もお互い核戦争になるのは避けているのだ。

 即急な核兵器廃絶は絶対無理だと、これ一つで分かる。こっちが捨てても相手が持っていれば、即終了だ。双方捨てると合意しても相手が嘘をついていたら?

 何度も書いて恐縮だが、日本の隣国シナ、ロシア、北朝鮮は核保有国である。しかも揃ってならず者国家だ。シナはベトナムの直ぐ傍の海域迄自国の領海だと言い出した。海底油田が発見されたからだ。資源があれば自分の物だと言い出す。文字通りのならず者である!

 米国がバックにいるから日本に本格的にはちょっかいを出していない。小刻みに当たって様子を見ている段階だ。でも、日本が核攻撃に晒された時、米国は本当に日本の為に核戦争に踏み切るのかな? 独自の核兵器とシェルターが至急に必要だと思う次第です。

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