2023年5月11日木曜日

休題 その四百七十三

 

 日本の隣国はロシア、シナ、北朝鮮、何れも核武装したならず者国家である。韓国があるが、反日が国是のやっかいな国だ。唯一まともな国は台湾、すなわち中華民国だ。

 シナは台湾を核心的利益として、統一の為には武力も用いると宣言している。台湾侵攻は行われるのか、と言う段階から何時行われるかと言う段階に入ったとされている。

 今朝の産経新聞に石平氏が面白い記事を載せていた。シナのSNSに、台湾海峡で戦端が開かれるとシナは四面作戦を強いられかねないので慎重を期すべし、との匿名投稿が拡散している。同時に、武力に依る統一に反対する投稿も出回っている。更に、私は社会低層の人間だが、平和の時は誰も私たちの事を構ってくれない、戦争になった時だけ私たちを思い出すのか、私は戦争に行かない、との無名氏の投稿もあって、大きな共鳴を得ている等々の記事だ。

 シナで公然と台湾統一戦争に反対する意見が現れたのは、戦争の準備が着々と行われている証だと石平氏は見る。同時に、超厳しい言論統制下のシナでこれらの投稿が削除されない背後に何があるのか、と疑問を投げかけている。そりゃあそうですよねえ、常ならば政府(共産党)に都合が悪い投稿は即座に削除されるのにね。

 反戦・厭戦の気持ちがシナ人の中にあるのは事実だろう。それを放置する共産党は、その手の投稿が出揃うのを待って、中心的人物を逮捕粛清する何時ものやり方を取るとも思える。或いは作戦発動に当たって、どれだけの抵抗(シナ内部の)があるかを測っているのかも知れない。

 一番良いのは、それらの国民の声を聴いて侵攻作戦を諦めてくれる事だが、それは余りにお花畑な願いだろう。侵攻作戦を思い止まらせるには、撃退するとの強い決意と裏付けの武力のみだ。日本も又そうなんです。

0 件のコメント: