2023年5月14日日曜日

閑話番外 その百四十四

 


 相変わらずアレルギー性喘息の為気管が六割しか空気を通してくれない。暫くは治らない様だ。その上顎の咬み合わせが狂って(実際は正しい位置に収まって)噛めないので、まともな物は食べられない。これはそのうちに治療が終わるので、慣れたら(時間は掛かるけど)噛める様になる見込みがあって嬉しい。

 取り敢えず上記の条件下では、幕営具一式を背負って登れるのは二時間が限界と思われる。平標手前の松手山も加入道山も登り二時間だった。それ以上の負荷には耐えられそうもない。実に情けない。

 二年前の単独での松手山は、テントの中でつり捲ってどったんばったんの苦しみを味わった、実に楽しい(涙)。二時間の登りなのにそのざまなのだ。

 二時間で幕営すると言う場所は殆どない。雪山なら自由気侭にテントを張れるが、斜面が続けば無理である。暖斜面ならある程度平にならして張れるけどね。

 入山して六時間登って幕営、翌日は八時間あるいて幕営、翌日は…… そんな話は寝言になっちまいましたなあ。寝言は寝てこくもんだぜW 縦走はもうできないのだ。小屋泊りなら可能だが。

 雪を踏んでの、或いは夏山の、ああ、縦走!  できなくなって初めてその素晴らしさを実感するですよ。ひたすら山を越え、テントを張ればそこは我が家。晴れていれば絶景に囲まれ、天気が悪ければ最高の避難場所の我がテント。

 小屋泊りでも良いですよ。唯あたしみたく自炊だと、幕営と荷物は殆ど変わらない。テント一式とマットが減るくらいかな。何故自炊に拘るかと言うと、肉が食べられない。チッチッチ、好き嫌いを言ってると良い登山者になれないよ。分かってんだけどダメなの。あと、食事の時間が遅い。早く寝たいのだ。

 どうでも良い愚痴、失礼しました。

0 件のコメント: