2021年9月6日月曜日

休題 その三百八十一

 


 政局は”一寸先は闇”と言われるが、その通りでした。菅首相は総裁選に出馬しない、もう古いニュース(?)になったですよ。

 追い込まれての末であっても、見事な大英断である。武漢肺炎の感染者と内閣支持率は反比例する。詰まり、武漢が流行ってる限り内閣に浮かぶ瀬はないのだ。これに関しては、日本人の持つ嫌な迷信性が顕われているとあたしは思う。疫病=穢れ、すなわち統治者の不徳、と言う無意識の論法だろう。野蛮人め。

 その迷信深い諸君には、身を引いて見せるのが一番だ。すると次が出て来て何とか収まる。この決断は後世評価されるだろう。後世評価されるものはもっとある。

 退陣の原因になった武漢だが、ワクチンしか手はない。ワクチン頼みと攻撃されたが、他の手を挙げてみろ。ありゃしないのだ。そのワクチンを見事入手した。ファイザーと直談判して日本に回して貰ったのだ。立民の内閣だったら絶対無理だね。相手にもして貰えなかっただろう。

 医師会が動こうとしない。あの会は自分等の利益しか考えないとよーっく分かった。一日百万人に接種と号令をかけたら、マスコミや医師会はできっこない、と嘲笑った。菅首相は自衛隊の医官を動員し、法律違反だが、超法規的処置で歯科医と救命士にも注射する許可を下した。できたじゃないかよお。一日百万人を越えたので、ワクチンが不足して来たじゃないかw

 遅れてスタートしたのに、今では接種率で世界十位に入って来た。もうじきアメリカを抜こうと言う勢いだ。全部菅首相の功績だ。百万人と言えば日本の人口の1%だ。十日経てば10%の人が、一月経てば30%の人が接種を受ける訳だ。

 この様な功績をマスコミは言わない。感染者が増えたと叫ぶ(或いははしゃぐ)だけだ。他にも功績があるので次回に。

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