2021年8月6日金曜日

休題 その三百七十四

 

 箱根の旅館でキャンセルが相次いでいるとの事。非常事態宣言でアルコールの提供ができなくなったので、「何、ビールも飲めないって?じゃあキャンセルじゃ!」ですよ。

 ほら見た事か、気の毒に。効果もない宣言とやらで、神奈川県の旅館業は書き入れ時をひっそりと過ごす事になっちまった。

 何度も書いて恐縮だが、アルコールで感染が広がる訳ではない。アルコールの所為だと言えば、そうだろうなと皆が思い易いだけだ。今や一番感染する場所は職場だとはっきりした。そんなに心配なら職場を禁止にすれば宜しかろう。何トチ狂ってるんだかね。

 これまた何度も書いて恐縮だが、死者の数は増えない。医療関係者の必死な努力の賜物なのだが、武漢肺炎の死者より、交通事故の死者の方が多い日がしょっちゅうある。緊急事態宣言を発令して、車に乗ってはいけないと呼びかけたらどうなんだ。交通事故の方がよっぽど危険じゃないのかい。

 酒を飲めない私怨だと言われれば、そうなんだけどね。でも、緊急事態宣言下の都府県で飲食業や旅館業を営む人の代弁をしているつもりでもある。そしてその流通に関わる人達の分もだ。お前の言う事なんざ誰も相手にしてない、とは分かってます。

 全国に非常事態を出せとの声が上がっているらしい。止めろ!どこ迄唯々怖がる生活を強いれば気が済むんだ。武漢肺炎はゼロにはならない。インフルエンザがゼロにならないのと同じだ。もう武漢肺炎と共存する時期に入っているのに、怖がるだけだ。

 誰が怖がっているのだろう。責任を追及される政府と自治体だろう。四十代以下の諸君は感染しないと思っている、と何かのアンケートにあった。感染はするのでその根拠のない楽観は困る。ただ、見方を替えれば、彼らは怖くないと思ってるのだ。では、怖がらせているのは?勿論マスコミ。何が目的やらね。

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