2021年7月4日日曜日

閑話番外 その百二十一

 


 五月の末にYと堀山で幕営した話は書いた。その帰りに靴の左足前方が剥がれかけているのに気付いた。十年使っている偽靴なので、寿命なのだろう。

 偽靴の説明は前にしたが、再びしておく。馬鹿らしいから聞きたくもないって? ただでさえ梅雨なんだから我儘は言わないでね。(梅雨と何の関係が?w

 見た処はトレッキングシューズ、実態はゴアでも何でもない安物。何でそんな物を買うのかって? 安いからである、エッヘン!

 自慢にもならんですなあ。まあ、丹沢なら地下足袋だし、雪が降れば革製登山靴もあるし、寒くて地下足袋じゃなあと思う時に履く位の物だ。

 妻とお揃いで買った。町田に来て間もなくだ。これは二代目になる。初代は二十年以上も前に冬の大町温泉へ行く時に買った。それもお揃いの偽靴。連泊だったので、二日目に付近の雪道を歩くためだった。そう言う用途には充分耐えられるのだ。

 左の靴の底が剥がれても右は使える、って訳には行かない。左は地下足袋、右は偽靴ってねw そうじゃなくて、左がいかれた時は右もいかれているのだ。わずかな時間差だ。

 ゴア靴やその類似品には一定の寿命がある。確りした登山靴なら底の張替が可能だが、その前にゴアが機能を失っている。使用頻度と無関係ではないだろうが、一定の時間が経つとダメになる。テントも雨具もそうである。

 革靴は凄い。メンテを怠らなければほぼ一生物だ。但し安物では駄目なのは有ったり前だの何とやら。Yは革靴を二足持っているが、底を替え足首周りを替え、二足ともバリバリの現役である。Yはメンテの鬼(?)だからちゃんと保っている。あたしならとっくに駄目にしちゃってるね、きっと。

 あると便利なので又偽靴を買いましょう。妻の靴も寿命だろうからお揃いでね。

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