休題 その三百五十七

　一昨日に右目の白内障手術が終わった。これで両目共終了でめでたい。手術を終えると鮮やかに見える様になって驚くと聞くが、あたしの場合はそんなこたあない。

　左目は手術後も見え方に変化はない。多少白ボケが減ったかな、多少乱視が減ったかな位の感想で、特に見える訳ではない。

　人には利き目もあるそうで、あたしの場合は右目だと診断されていて、昨日眼帯が取れればきっとバーンと鮮やかな世界が開けるでは、との期待はあった。

　結果は残念でした。日にちが経てば見えて来る事も多いそうなので、即断はできないのだけどもね。

　右目も手術前と大差ない。乱視もある、って事はレンズ由来の乱視ではなかったのだ。妻に「ねえ、どう」と聞かれる。左目の時も聞かれた。両方共答えは「前と変わらないなあ」である。妻は「えっ」と驚き、「どうしてなんですかって先生に聞かなきゃダメよ」とご立腹である。

　聞くだけ無駄ってもんだとあたしは思っている。人それぞれ、手術の結果も色々なんだろう。術後がらっと景色の変わった人は、相当病が進んでいたって事でしょう。あたしはそれ程ではなかったと言う事。

　それでも問題が二つ。一つは裸眼で免許更新ができるか。0.7以上が条件なのだ。左目はギリギリOK。さて右目は、と心配なのだ。二つは同じ話だが、右目の視力が弱ければカメラのピントを自分で合わせられない。

　二つとも大した問題じゃないですなあw　白ボケが取れないのは、あたしの光認識機能の問題があると見るしかない。乱視が取れないのは網膜の歪み（？）。

　何にせよ昨日よりははっきりとしている。多少でも良い方向には向かっているのだ。もう白内障の手術は不要ってとこでOKとしよう。「やった甲斐がない」と妻は言うけどねw