2021年4月23日金曜日

柄でも無い事 その八十

 

 実に柄でも無いのだけど、音楽の話です。良い曲だなあと思う曲は多い。これは凄いと思う曲はそうざらにはあるまい。聞いて衝撃を受けると言うと、滅多に無いだろう。その衝撃を受けた曲が三曲ある。あたしが、なのでどうでも良い事この上なしですなあw

 「港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカ」。ダウンタウン・ブギ・ウギブギバンドの作品だ。紅白でも歌ったので殆どの人はご存じだろう。歌ったと言うより語ったと言う方がピッタリ来るかも知れない。

 歌の概念を無視していた。歌うのはコーラスの部分のみ。多くは語りでできている。その癖状況が浮かび、歌(?)の世界に入り込んでしまう。おー、と衝撃を受けたですよ。これは唯者ではないと感じたが、確かに唯者ではなかったですな。

 「心もよう」。ご存じ井上陽水の曲。オリコン週間七位、年間三十九位なので、大してヒットしたとは言えない。

 井上陽水は言葉を操る名人上手、曲の展開にも意表を突かれた。おー、と衝撃ですよ。”あなたにとって見飽きた文字が 季節の中で埋もれてしまう”。”あざやか色の春はかげろう”。”季節はめぐり あなたを変える”。彼は詩人ですなあ。

 「ボヘミアンラプソディ」。クイーンの曲で、同名の映画は社会現象と迄言われたのは、未だ記憶に新しい。

 曲の構成が斬新と言おうか、型破りと言おうか、なんだだこりゃあ、と衝撃です。フレディの歌唱力もだが、コーラスが尋常ではない。ボーカルより高音を出せるメンバーがいるとは、凄いグループである。フレディが長生きしたらなあと、つい思ってしまいます。あと十年も続けられたら、ビートルズに並ぶ存在になってたかもね。

 以上三曲があたしの衝撃を受けた曲。こりゃ何だよ、との非難は承知してますってw

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