2021年2月6日土曜日

休題 その三百四十六

 

 シルバー人材センターでの仕事は図書館裏口の受付だと、書いたかどうか忘れたW 警備員も同居で、休憩時間には受付の部屋へ帰って来る。奥があるので其処が警備員の場所だ。テレビもレンジもポットも完備だ。我々には関係無いけどね。飲食禁止なの。

 警備員は四人で回しているので、確率的には四回仕事に行けば全員と顔を合わす事になる。実際はそうはならないが、そんなのどうでも良いので置いておこう。

 一人、年中政府の悪口を言う人物がいる。良い人なのだが自民党が嫌いなのだろう。それは全く構わないのだが「菅は駄目だ、オリンピックだってやれっこない」などと「スガスガ」と口汚い。

 「コロナだって手遅ればかり、全然菅じゃ収まらない、酷くなるばかりじゃないですか」と仰るのであたしはカチンと来て半分切れた。

 此の時期増えているのは世界的状況で、寒さと感想が関与してるだろう。日本は駄目どころか世界の優等生で、ジャパンミラクルと呼ばれている。患者も死者も欧米とは桁が違うのはご承知か。政府が何かやった訳ではない。日本人の清潔さや規律の高さが生んだ結果だろう。マスコミはマイナス面を強調して恐怖心をあおるばかりで、プラス面は伝えない。恐怖心を煽り続ければ政府へ批判が向く。マスコミはそれを狙っているとしか思えない。

 ってな事をまくし立てた。その警備員は一言も反論できなかった。テレビの言う事を鵜呑みにしていると陥る考え方をあたしに指摘された訳だ。

 山本夏彦氏は、新聞記者は餞業だと言った。テレビ関係者も同じく餞業だろう。無責任に煽り立てて騒ぐ事を生業としているからだ。戦前も戦後もそれは変わらない。

 テレビは影響力が強いだけに性質(たち)が悪い。嘘ばかりとは言わない。だが日本が非常に良くやっているとも伝えるべきだと愚考します。

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