2021年2月12日金曜日

休題 その三百四十八

 

 スターウオーズ・エピソードⅨで完全終了したのは大分前の事だった。映画館には行かなかったので、やっと貸出が始まったのでツタヤで借りて来て観た。前章で書いた旅行の帰りにである。

 ディズニーになってからスターウオーズの世界ではなくなって、似た別物になったとは既述だろう。元々が物的要素理虫のファンタジーなのだが、ルーカスの世界が脈々と息づいていた。その世界観が失せたのだから、あたしが映画館へ足を運ばなかったのも無理はない。

 一応話はつなげて、それらしく終わった。終わり方は、最初のシリーズの最後エピソードⅥを思い起こす造りだった。ルーカスらしさを出したかったんでしょうな。

 妻は途中で寝てしまい、ねえ、どうしてこうなったの?なぞと聞くが、色々有ったんだとしか答えようがない。

 エピソードⅥで完結したものを無理やり続けた、とはあたしの感想だ。一寸と評価がキツイかも知れないが、そうとしか思えないのだ。妻が寝たのはそれとは無関係で、妻に言わせると「スターウオーズは眠くなるの」だそうだ。分からんでもないですな。ジョージ・ルーカスが聞いたら激怒するだろうけどw

 物理無視は良いのだが、惑星上ならぬ宇宙空間で宇宙服なしなのに普通に呼吸しているのは流石に酷いと思ったが、こうなりゃ(どうなりゃ?)どうでも良い事なのだろう。

 結局妻は翌日再び観た。それでどうにか訳が分かった様だ。眠らなかった?と聞くと、危なかったと言う。どうしても妻には眠るべき作品の様だ。

 不思議なのは、何故ルーカスは売ったのか。金に困ってとは思えないが、人様の懐具合は分からない。自分の代表作を売るのだから余程の事だと勘ぐってしまう。

 結果、名作をディズニー映画にされて穢された。酷い言い方だとは承知してます。

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