2020年12月21日月曜日

休題 その三百四十

  

 裏日本(今は差別語だそうだがあたしは昔から使っているので気にしない)では大雪だそうだ。すると太平洋側は快晴で冷え込む。冬型配置って奴です。

 で、此処の所冷え込みがマジである。本格的な冬が来た。群馬県山沿いも大雪だそうだから、上越国境線にはたっぷり雪が積もる事だろう。来年の春山が楽しみだ♪

 時々水道局下請けのユニフォームを見掛ける。会社を問わずの統一制服なのだ。町田は前あたしの働いていた会社のライバル社が都から仕事を請けている。

 普段見掛ける諸君は検針員なのであたしがやっていた収納とは違うが、お仲間ではある。冬は寒く夏は暑い仕事だ。検針員は現場近く迄バイクで行って後は徒歩での仕事だが、収納員はバイクに乗りっぱなしで走りっぱなしなので、暑さは兎も角、寒さは凄かった。

 一番寒い日はあの日だ。と言っても分からんですよねえ。収納員は現金受領もあるのでお釣りの小銭を持って出る。帰って来ると小銭数え機(?)に金種ごとに入れて、金額を数えて合計し、間違いない事を調べる。それをやってるうちに硬貨の表面に薄く露が付き、それが凍った。硬貨は白く輝いた。

 鞄の中の財布に入った硬貨が凍る程冷えるのだから、風を切って走ってるあたしも凍る程冷えている訳だ。思えば良くぞやっていたものだ。今なら無理だろう。六十代半ば迄だったので耐えられたんでしょうな。膀胱癌もその寒さと関係あったかな?

 今は楽をさせて貰っている。図書館裏口の受付ったって小部屋の中だ。暖冷房付きである。偉く楽な環境ですなあ。何より寒い中バイクで走らなくて良いし。

妻もシルバーで受付の仕事を貰った。小児発達センターである。障害を持った子供達の為の施設だ。こちらも冷暖房付きである。二人共、歳相応の良い仕事に着けました。

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