休題 その三百三十九

 

　先月末にＧＯＴＯ利用で妻と熱海へ行って来た。金土だったからかも知れないが、列車も宿も若者ばかり、何時もは主力の爺さん婆さんグループが見当たらない。

　尤もあたしが言う若者とは、二十代三十代四十代、下手すっと五十代初め迄入っちまうんだから、相当幅がありますなあ。それだけこっちが歳を喰ったってこってすｗ

　宿ではあたしら夫婦が最高齢に思えたが、娘さんがお母さんを連れて来ていて、そのお母さんが最高齢だった様だ。その代わり子供連れが三組、赤ちゃんすら連れている。

　赤子の泣き声が聞こえるなんて、旅行では初めてかも知れない。いや、何回か有ったのだが、全体が若いのは初めてだ。明らかにＧＯＴＯ効果だろう。若者は安く旅ができるので出掛け、年寄りは武漢肺炎を恐れて出掛けないって事だ。

　ＧＯＴＯと感染者数に相関関係が無いにも関わらず各新聞（除く産経）がＧＯＴＯ見直しを主張する意図が分からない。感染者が増えている地域だって、ＧＯＴＯと無関係に増えているのだ。まさかＧＯＴＯはメディアに恩恵をもたらさないから嫉妬してるんじゃないよね。　勿論悪い冗談ですよｗ

　帰る日の土曜日、熱海の土産物街を歩いて驚いた。ソフトクリームや寿司屋に行列である。どっと若者が街に繰り出している。商品券を扱う飲食店も増えたのだ。しかし午前中だよ、朝飯を食べて間もないのに良く寿司屋に並ぶものだ。

　うーん、我が朋友達なら有り得ない話ではない。兎に角良く喰う、驚く程喰う。女性のＮｂやＥｍだってそうだ。男どもに至っては尚更だ。ＡｎもＫｊもＹｎもあたしの三倍は食べるんじゃねえのけえ？

　熱海の宿は安かった。我々夫婦にはＧＯＴＯ様様である。心配な人は外出を控える。さもない人は是非とも出かけましょうよ、日本を沈めない為にです。。