2020年6月9日火曜日

休題 その三百十三



 あたしは風邪をひく。年に二度程はひくだろう。十代迄は扁桃腺が腫れて高熱が出たり、気管支炎になってしまったりで通院したが、大人になってからは、三日か四日で自然に治るので、医者にも行きはしない。
 処がインフルエンザには罹った事がない。家族が何人も罹っても、大丈夫なのだ。一種の抗体があるのか、単に罹りにくい質なのか、バカは風邪ひかないとの諺通りなのか。普通の風はひくのだから、諺には当てはまらないですなあ、エッヘン。
 既述だと思うがAもインフルエンザに罹らなかったそうだ。過去形にしたのは、最近は罹る様になったからだ。これも何故?と思わされる。加齢に依って抵抗力が落ちた為と考えるのが妥当だろう。と言う事は、あたしもやがて罹るってかな。
 そんな訳で武漢肺炎にも罹る気がしない。唯の思い込みなのは承知だが、交通事故に会う確率に近いんだから、まあ、事故には会うまいと無根拠に思って出掛ける、ってえのが近いだろうか。
 従ってマスクは忘れて出掛ける事が多い。スーパーのレジで、マスクなしで並ぶ非常識なおっさんになっちまうのだ。最近はやっと忘れなくなったし、忘れたらすぐに気付いて取りに戻る様になった。
 発症しない例も多い。発症する迄の間にうつす可能性もある。もしあたしが発症しないタイプだったとしても、妻や外の人にうつす事は有り得る。と言って妻には何時も責められる。至極当然なご意見である。
 マスク、手洗いはやっと習慣化した。表に出ると殆どの人がそうなった様だ。マスクなしは珍しくなったのでね。
 そろそろ積極的に動き出しても宜しかろうとあたしには思える。春を失って尚も夏すら失う必要はない。繰り返しになるが、経済を死なせる方がずっと恐ろしいのです。

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