休題 その三百五

　駅から帰って来る途中にスポーツクラブがある。水泳クラブと呼んだ方が良いかな。プールがあって（水泳クラブだから当たり前ですねｗ）、大人向けと子供向けの往路グラムがある。妻もたまに通っている。

　そこに張り紙があって「入浴だけでもＯＫです」とあった。五百円だそうだ。タオルとバスタオルも貸してくれてだ。これはお得ではねえのけえ。

　妻に聞いたら「お風呂は混むから入らない」と、つれない返事だ。一寸としてから「でも、大人の会員は殆どが女性だから、男湯は空いてるかも知れない」とのたもう。

　そうでしょうとも、競技水泳ではなく、年配者向けの水中ウオークや水中エアロビのクラブなんだから、さもありなん。ふっふっふ、こりゃあめでてえと喜んだ。

　月に二、三度は行っていた鶴巻温泉が一斉に休業したのは既述だ。たまに行く町田の立ち寄り温泉も一斉休業に入っちまった。おいおい、温泉や風呂はウイルスが嫌う環境だろうが、踏ん張ってくれよ、と思っても無駄だ。パチンコは根性入れて頑張ってるのによお。

　従って全く温泉に入れなくなった。箱根だって、是非来ないで下さいとメッセージを出している。それを押して迄ノコノコとは行けないですよねえ。

　温泉でなくても宜しい。上高地のキャンプ場の風呂と同じ位置付けだ。大きい湯船に浸かりたいってこった。前都知事の気持ちが、急に分かっちまった。

　で、さっき「あのプールの風呂に行くよ」と言うと妻が「あれは普通の日のポスター、今は休館よ」とのたもう。え、本当ヶえと検索すると、今月一杯全面休業となっている。

　どっへー、無駄足踏まないで良かったけど、偉く悲しかったのです。結局家の風呂だったのだが、狭いでよお（涙）。武漢肺炎のバカー！　ってこってすよ。