2020年4月27日月曜日

休題 その三百二



 レオナルド・ディカプリオ、昔は若かった(え、当たり前?)が、最近は中年の渋さがなかなか良い。あたしとディカプリオはいかにもミスマッチだとは感じるが、彼の作品のベストスリーを挙げよう。彼の作品を全部観ているのではないし、あくまであたしの一方的意見ですので、そこんとこはご容赦。
 第三位、インセプション。結構ドタバタするのだが、変な魅力がある。此の年のアカデミー作品賞はハートロッカーだったが、インセプションでも良かったと思う程だ。
 因みにこの2010根年は良い作品が多かった。ハートロッカーと争ったアバター、第9地区、カール爺さんの空飛ぶ家等々、去年とは偉い違いですなあ。
 脇も豪華だ。ジョセス・ゴードン、マリオンコテイヤール、渡辺謙、トム・バーディ、彼はマッドマックスⅣで主役を演じた。
 第二位、タイタニック。これも説明不要だろう。この作品でディカプリオはトップスターに躍り出たと言える。滅茶苦茶に金と手間を掛けたなあと感心するがそれに見合う出来栄えである。歴史に残る映画であろう。
 この年も良作が多い。グッド・ウイル・ハンティング、例愛小説家、LAコンフィデンシャル等々。去年とは偉い違いですなあ。え、さっきも同じ事言ったって?
 第一位、シャッターアイランド。難解だと言われる。謎解きだと思って観ていると迷宮に入ってしまう。奥が深くて暗い映画なのだ。陰のある多層な人物をディカプリオは見事に演じている。インセプションも難解だと言われるが、難解の種類が全く異なる。
 難解ったって、観てれば分かる。書いた通りに暗い映画なので是非にとは言わないが、もし気が向いたら観て損はない。どうせ自粛生活なんだからね。
 ディカプリオは決して演技派ではないが、矢張り巧い。以上勝手なベストスリーでした。

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