2020年2月11日火曜日

休題 その二百八十二



 コロナ肺炎のシナでの死者が千人を越えたそうだ。前の休題で書いた通り、悪意はなくとも実態把握自体が不可能だろうから、桁が違うと考えるべきだ。
 大体からして病院に行ける人間は或る程度の金持ちだ。健保も整っていないので貧乏人は病院には行けない。今は変わったかも知れないが、十年程前のレポートでは、注射ひとつするのも現金払い(!)だった。
 病人の家族が財布を持って病人を追いかけ、その場で現金を払うのだ。レントゲンでも点滴でも処置でも何でもだ。金が切れたらその後の治療は受けられない。貧乏人が行く訳にはいかないでしょうが。
 発病者・死者の集計は病院からの報告がベースだろうから、把握困難と言うのだ。貧乏人の割合は多分相当大きな数字になるだろう。
 横浜に停泊する豪華客船は、毎日新たな患者が発生している。先に従業員を検査すべきだったと言われているが、全くその通りで、部屋に隔離されてる乗客へ保菌者が食事等を運んで回ったのだから、部屋に隔離の意味はない。気の毒の一言である。
 あたしはクルージングには全く興味が無いが、金と暇の有る人には魅力的なのだろう。それがこの有様じゃね。救いは料金が無料になったって事かな。金持ちには大して嬉しくもないだろうけどね。それよっか、あの夢のクルージングを返せ!って気持ちだろう。
 前回、死亡率は0,3%位かな、と法螺を吹いたが、当たらずと言えども遠からず、だろう。インフルエンザ並みってこってすな。両方とも、健康人にはそれ程心配ないものだ。
 でもですよ、前回の繰り返しになるが、医療機関がパンクしたらヤバい。途轍もなくヤバい。治療が受けられない侭肺炎になって、その侭さようなら。
 インフルエンザの予防法と同じなので、確り予防を致しましょう。

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