2019年6月10日月曜日

おまけ



 梅雨になってやけに涼しくなった。鬱陶しい日が続くので、四月の谷川岳の時の写真でもどうぞって企画です。
 芝倉岳から見た苗場山だ。ほぼ真ん中に右手方面が急激に落ち込んでる山がそれである。左手方面はなだらかと言う、変な形なのだ。その急激に落ち込んでいる所を、一昨年に登って降りた訳だ。
 トラバースして直登に掛かって、大いに冷や冷やした事は「山の報告 苗場山」に書いた通りだ。夏道が歩ければ階段の登降だけで何てこたあないのだが、雪が隠しているのでの騒ぎだった。山の形を見ると、そりゃあ冷や冷やして当たり前だ、と改めて思う。

 
 二日目は一日中強風にさらされた。セーターの上に雨具を着込んで歩いた、とは書いたが、その通りだった。風の為に温度が下がり、彼方此方に“エビの尻尾”が有った。冬山ばかりじゃなく、四月の山でも条件が揃えばできるのだ。Yが摘まんでは口に入れてたそうだ。水代わりだったとかw


 これは中ノ岳遠望。左寄りの奥に見える山の右が中ノ岳、左が駒ヶ岳、だろう。だろうってえのが情けないのだけれど、遠くに大きな山二つと来たら外に考えられないので。
 中ノ岳迄行くと、上越国境線も尾瀬に近くなる。尤も国境線は中ノ岳は通らず、手前の大水上山で折れ曲がってしまう。
 芝倉岳からは延々と続く国境稜線を、延々と歩かねば着かない彼方なのです。

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