2019年4月10日水曜日

閑話 その二百八十三



 閑話二百七十七でリュックを10Kgにしようかどうしようかと書いたが、10Kgにしたのだ、エッヘン。威張る程ではないか、たった1Kg増えただけなんだから。
 たかが1Kg、されど1Kg、と構える必要はなく、担いだ感じは普段と同じだ。歩く感じも普段と同じ。結局1Kgなんてそんなもんで、増やすかどうか悩んだのがバカみたいですなあ。
 先月下旬、如何にも春と言う日に例に依って高取山へ出掛けた。外に行くとこないのかよ、と突っ込みたくなるが、まあ、一番良いリハコースなんでね。温泉も有るしぃ。
 頂上には中年の女性が一人、あたしはリュックをベンチに置いて、一寸と離れて一服つけていた。ドサッとの音で見るとあたしのリュックが落ちたのだ。
 女性がベンチへ戻してくれようとしてリュックに手を掛けた。「わ、重い!」。そうでしょうとも、重くしてるんだから。
 「何が入ってるんですか」「水です」
 そっけないやり取りである。正確ではあるのだが、もっと言い様がないものだろうか。あたしらしいと言えばその通りなんだけど。
 下りに掛かったら人と出会い出した。知らないうちに速度も上がって、里湯には二時間五十二分で着いた。写真を撮っていた時間を引くと、二時間四十五分位だろう。
 里湯の松鶴庵が廃業したのだが、又リニューアルして営業していた。去年の挨拶文にははっきり廃業と書いてあったので、狐に摘ままれた気分だ。
 再開が前提なら廃業とはかかないでしょう、普通は。これはどう考えても謎なので、今度聞いてみよう。それが一番速い。
 二階の食堂のメニューに蕎麦ピザは戻っていなかった。次に行った時には戻っているかも知れない。是非とも蕎麦ピザだけは戻って欲しいのです。

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