2019年3月7日木曜日

閑話 その二百七十七



 今年になってから一回しか9Kgを背負って高取山へ行っていない。これじゃあかんと、二月二十二日に出掛けた。
 この日は午後より雨模様の予報の所為か、大山行バスを待つ人もいない。曇り空ではあるが極めて珍しいと言える。
 一月以上振りの9Kgなので、ゆっくりを心掛ける。初っ端に変に張り切ると、後々ロクな目に会わないのは、散々ぱら経験済みなのだ。
 それにしても人がいない。例の階段を登って、はーはー言い乍ら頂上に着いても誰もいない。これも結構珍しい事だ。
 このはーはーだが、稜線に出る迄の階段の連続は、稜線に出た時は本当にはーはーなのだ。ゆっくり行けば良いのだろうが、丁度良い間隔なので一気に登るのがその凄いはーはーの原因だ。
 下り始めて暫くで、やっと中年男性二人と擦れ違った。そして初老の夫婦と。うーん、実に空いている日だ。
 念仏山も無人であった。必ずと言っても良い程、誰かが休んでいるのだけど。又下り始めるが誰にも会わない。とか思っているうちにペースが上がっていた。寒い位なので、それが良かったのだろう。
 だらだら下りは急ピッチで降りて行く。弘法稜線に合流してもハイピッチ(あたしなりです、若い諸君とは比べようも無い)で登降する。八十前の男性と擦れ違った。
男性「トレーニングですか、大きなリュックで」
私「リハビリなんです」
男性「良い足取りですねえ」
 確かに弘法稜線では大きなリュックだろう。褒められて(?)いい気になるのがあたしの特徴、更にピッチを上げて、里湯に二時間三十六分でご到着。四十分を切る目標は期せずして達成された。さて、10Kgにするかどうか。二時間半を切ってからにしましょうかね。

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