2019年3月16日土曜日

休題 その二百四十九


 三人の旅行は二月の末だったが、宿は若者だらけ、我々が最年長者だった。それにやけに女性が多い。普通は年配者が一杯で、たまに若者もいるってえのに何事なんだろうか。
 Mがホテルの従業員に尋ねた。そこんとこがMの営業マンとして優れてるとこで、あたしやYはシャイなもんで役にも立たない。卒業旅行の諸君が多いとの事。成程、何と無く華やいで、ジジババが多いより大分宜しい。
 露天風呂は割と広いが、岩の間に隙間が有って、摺り抜けると又露天風呂が有る。我々貸し切りでそこに小一時間入っていました。結構贅沢な話ですなあ。
 食事はバイキング。そうなるとYの独壇場である。満載の皿を平らげて、第二次攻撃隊が出動する。あたしの三倍、Mの倍は軽くこなしただろう。
 食後に部屋で飲み乍ら二十二時近く迄頑張ったが、夜に弱いあたしはダウン、三時間近く寝て目覚めるとYとMは未だ話し込んでいる。あたしも加わって朝の四時迄騒いでいた。
 七時頃起きて朝食へ行くがこれもバイキング。そして又Yが食べまくった訳だ。完全に元は取っているですなあ。
 睡眠不足に極度に弱くなったあたしは、朝食後急に酔いが回ってグロッキー。手術以来、全くだらしない。
 為に、小田原城にも行けずに、計画していた蕎麦も食べに行けない有様になっちまった。ただひたすら小田急に乗って帰って行ったのだ。仕方なくYとMはJRで帰った次第。
 ご苦労さん会も竜頭蛇尾になってしまったが、ひとえにあたしの所為なので、何とも申し訳無い次第であった。
 後で思えば酔いが回ったのではなく、具合が悪くなったって事で、寝なくちゃ駄目なんです、あたしは。山なら十七時には寝るので、夜中の宴会にも耐えられるのだろう。
 YもMも、長い間ご苦労様でした!

3 件のコメント:

悪戯っ子 さんのコメント...

小田原へ温泉旅行、楽しそうですね。
もう何年前でしょうか健さんが血尿で即、手術でしたね。
悪戯っ子はスキー部の頃、スキーをはいたまま小便てました。いちいち小屋に帰ったり出来ませんからね。トレーニング中は大抵、黄色で度が過ぎるとややオレンジですが赤になった事は有りませんでした。まあ尿道炎の処置後は赤かったかな?
術後も元気だったのが印象に残ってます。飲んで眠りが足りなければ大抵は不調です。Y、Mさんが強いのでしょう。

悪戯っ子 さんのコメント...

P.S
尿道炎繋がりです。
二回目の海外勤務はスマトラ島でした。日曜にゼネコンのおっちゃんに連れられてマッサージに行きました。パームオイルを付けてゴリゴリするのですが最後に水浴びをします。その水は多きなバケツから手桶でかけるのでが、それが悪かったか使ったタオルが不潔だったのか分かりませんが尿道炎に掛かりました。
英語が分かるという医者に行き説明しましたが、いきなりぶっとい注射器で尻に抗生物質、、、
医者は絶対に淋病と思ってたね。仲間も皆、そう思ってたのです。淋病なら痛みがある筈なのです。

kenzaburou さんのコメント...

冬山は皆さん真っ赤な小便をします。初めて行った時は驚きました。

そりゃあ尿道炎でしょう。皆さんは普段の悪戯っ子さんを見てそう判断したのではw