2018年12月28日金曜日

休題 その二百三十九


 シルバー事務所からの動員で歳末防犯運動のボランティアに参加した。うちの班からは四人が参加したが、余り広く無い集合場所は人で一杯になった。
 町田市と相模原市南区のシルバー、警察官、両市役所職員、警察の協力団体、町会等々、ざっと百五十人以上の頭数だった。
 前に振り込め詐欺防止キャンペーンに参加した時もそうだったが、メインは写真撮影なのが笑えるの。勿論、メインは撮影なんて誰も言いっこない。見ていれば分かるのだ。
 両市長の挨拶や来賓の紹介が有って、撮影である。何が変なの? 変ではないなあ。唯、主催者たちの力が一番入るのだ。ピーポーちゃんを初めとした着ぐるみも集まり、役所、警察が大勢をバックに収まる。市の広報や警察の広報を見事に飾る写真が出来上るのです。
 何故相模原市長や相模原警察署及びシルバーが参加しているかってえと、町田駅南は一寸とで相模原市になるのだ。町田の繁華街は二市に跨っている訳なのだ。まあ、相模原市の方が面積は狭いんだけど、風俗店やホテルが多いので外せないのだろう。
 それから五班に分かれて行動する。町田シルバーはその相模原市を巡回する。もう一班が同ルートを逆走する。残り三班は防犯ティッシュ配りだ。
 巡回ったって、警官と役所の人を先頭にシルバーが続き、後を十人程の警官が締める。総勢で三十人以上、無言で歩く。一体何なんだ? 風俗街は未だ良い、人通りも少ないから。駅の南口に戻ると人が多い。そこへ逆コースの班が来て擦れ違う。もうヒッチャカメッチャカ、迷惑だろうなあ。 大体からしてグリーンのベストを着けた爺さん達がぞろぞろやって来て、文句をつけようにも後ろから警官が十人も付いているんだから、文句も言えない(笑)。
 誰が防犯運動だと思うんでしょうかね。

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