2018年7月7日土曜日

どうしよう! その十



 “山の報告 白砂山Ⅰ”の藪も凄かった。白砂山から稲包山の主稜線は未だ良い。極たまに大学パーティが藪漕ぎ山行を行う様だ。何と物好きな! え、私が言うかって? そうだよねえ(忸怩)。
 私とYが登ったのは、主稜線では無く枝尾根で有る。しかも飛んでもない藪尾根。下手すると今迄人が通ったのは、数度なのでは?マタギとか変人とか。或いは初登りの可能性も有りってかな。いや、その可能性は極めて大だと思うなあ。
 木々と篠竹と笹が絡み合って居る。蔦迄有る。こじ開けて進むしか無いのだ。難行苦行とは此の事だ。腰迄のラッセルと変わらない。そして延々と続くのだ。いつ果てるとも知れない密藪漕ぎ。。。。
 十五時を大分回って、やっとこさテントを張れる雪面に着けたが、これは極めてラッキーだった。さもなければ密藪の中でテントを被って暮らす事になった筈だ。そうなっても命に別状は無いが、酷く悲しい状況だったろう。水だって手持ちの僅かなものだったし。あの藪は実に一級品でした。
 山で大切な物は多すぎて困るが、口にするものだったら、水だろう。水が無ければ万事終了、どんなに最新の食料が有っても戻せない。従って終了ってこってす。くどい? 其れ程は酔ってないよ♪

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