2018年2月25日日曜日

閑話 その二百五十四




 二月二十二日に二時間二十二分。何の判じ物? その説明をしよう。
 二十二日に高取山へ8Kg背負って出掛けた。ヤフーの予報では曇りだったが、霧雨なので帽子を被って行った。幸い伊勢原で降りた時は雨は上がっていた。ヤフーの予報で当たったのは温度、十二時過ぎても4℃というのはドンぴたりだった。
 写真は一年前の晴れた日の蝋梅です。
 定刻の大山行きのバスは誰一人乗っていない。これは極めて珍しい。多少天気が悪くとも数人の登山者はいるものだ。曇りで小雨でうんと寒いのだから仕方無い。
 高取山は556mだから里より3℃は気温が低い。登って降りるのだから平均値は1.5℃。それに稜線は風が結構吹いていた。冷たい風だが無風の場所も多いので、体感気温平1.5℃引きってとこだろう。
 従って山を歩いている時の気温は1℃になる。全然大した事ない。冬山から見ればホカホカ暖かい位だ。
 あたしが高取山へ登る冬のスタイルは、積雪が無い時は地下足袋に作業ズボン、半袖シャツの上に長袖のTシャツ、以上である。上に長男のお下がりの上着を着ているが、バスの中で脱いでリュックに着けてしまう。
 1℃では結構キツい恰好なのだ。上着を着れば良いだけの事だが汗ビショに成るので着ない。甘いですなあ。
 地下足袋の足が冷たく、指が痛くなるのでひたすら歩く。寒さに鞭打たれてひたすら急ぐ塩梅になっちまった。両手はポケットに突っこんでいるが、腕から冷えて指はかじかみ、里湯で財布を仕舞おうとしてもダメな有様。
 で、結果として二時間二十二分の8Kg新記録達成となった訳だ。流石に登山者も少なく、弘法山分岐迄に出会ったのは二人のみだった。
 里湯でホッとしたのだが、気温が低い為にモウモウと湯気、時計も読めたもんじゃない。寒さに震えあがったリハでした。

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