2017年9月13日水曜日

クソ面倒な話 その八十五




 北朝鮮が水爆実験に成功したらしい。ではどうするかと言うと、武力で核を放棄させる(詰まり先制攻撃で戦争へ)、経済を締め上げて核を放棄させる(詰まり兵糧攻め)、核保有を認める(詰まり核保有国として扱う)の三つだろう。もし外にも有ったら教えて下さい。
 戦争への道は多分無いだろう。トランプ大統領はグアム領海へのミサイル撃ち込みは絶対に許さないと明言した。それ以外なら許容する、と言う意味であろう。
 日本領海に打ち込んでも宜しいって事だ。現に撃ち込まれており、政府は盛んに遺憾の意を表明している。勿論北朝鮮には何の効き目も無い。
 では日本の領海に核を打ち込まれたら? トランプ氏は報復するのだろうか。では日本に核を打ち込まれたら? アメリカは本当に核で報復するのだろうか?
 アメリカに、ミサイル基地を絶対に潰せる、或いは飛来するミサイルは絶対に落とせる自信が無いから、手を出せずに今日に至っているとしか思えない。さもなければ、さっさと先制攻撃で基地を壊滅している筈だ。
 これは“核の傘”は破れ傘、だと言う事なのでは? 多分当たっているだろう。何処の誰が他国の為に自国民を核爆発の危険に晒すのか。極東の黄色人種の為にだ。
 “核の傘”は出来レースだったと考えれば合点がいく。「あの国に核を落とすと俺が黙ってないぞ!」本気かどうかは分からないが、そういう事にしておこう。それで均衡が保たれていたのだろう。
 処が変わり者が出て来て何処まで本気かを試し始めた。ちょっとずつエスカレートし何処が限界かを見極める。日本に落としても大丈夫なんじゃないかなあ。落として見ようか。
 至急なのは核爆発への対処の仕方を国民に周知させる事だ。知ってると知らないでは被害が大きく異なる。そしてシェルター造りを法制化し、全国民が避難できる様にすべきだ。これが世界の常識なのではないのかな。

0 件のコメント: