前章で、高取山ですっかり参ったと書いた。思えば典型的な熱中症だった訳だ。退院間も無くの頃は、ちゃんとパンやチョコレートも食べ、水やコーヒーも飲んでいた。
何時しか二時間半で歩ける様になってからは、全くの飲まず食わずで鶴巻温泉迄歩くのが当たり前になった。
従って、暑くて蒸されて、おまけに12kg担いでいた日も飲まず食わずだったのだ。まめに水分を摂らないと熱中症になりますよ、ってその侭をやったんですなあ。
足が出なくなった時に気付けよ、バカじゃねえの、と人には偉そうに言うに決まっている。でも自分では分かんないんだよねえ(バカです)。
既に具合が悪くなっているにも関わらず、ゆっくり温泉に浸かって温まり(尚も熱を蓄えて)上がって膝をついて蹲る。バカです。
町田に帰って、箱根蕎麦で暖かい蕎麦を食い、アツアツの蕎麦湯がとどめになって、立っていられない有様になったのだ。せめて冷やし蕎麦だったら良かったのになあ。ま、結果は其れ程変わらないか。
勿論歳の所為もあるだろう。若ければそんなの吹き飛ばせたかも知れない。とは言っても若ければ、里に下りたら冷たいジュースかスポーツ飲料をがぶ飲みしてた事は疑い無い。
矢張り暑い時に運動するには、小まめな水分補給は絶対に必要ってこってす。常識だって? 其の通りですよ!
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