2017年5月28日日曜日

休題 その百九十




 長女がネットで映画見放題に加入したので、何人が利用しても値段は変わらないからと、あたしのPCでも見れるようにしてくれた。
 あたしは早寝なので夜は決して観る事は無い。長女の家は夜しか観ない。従って上手く行く訳だ。
 映画とTVドラマだが、外国の作品が主である。ウオーキンヅデッドも其れで殆どを観たのだ。
 無料なので、こりゃあ失敗だと思えば止めれば良いだけなので、暇な時は片っ端から観る事になる。で、こりゃあ失敗だ、の話。
 途轍もなくボーリングをしてマグマが吹き出し、人類が滅亡の危機に陥る映画が有った。真面目に映画を造ろうとしているとは、全く思えない作品だった。
 滅茶苦茶金を掛けてない。コンセプトは如何に安く速く造るか、だと直ぐにバレる。良い加減此の上もない。
 パイプを絞めなければ危険だと言うシーンではちゃちなパイプとバルブが有って、二人の男が大変だ!と騒いでいるだけ。おいおい、人類の運命は二人のおっさんとちゃちなバルブに掛かっているのかよ。
 其の上部は水上基地で、船が接近しようとするが嵐が凄まじくて接近できず、ボートを降ろすのだが、海は静かなのだ。降ろしたボートの上で乗員が勝手に揺れて口々に叫んでいる。ふー、こりゃひどい。
 船橋でも、出演者が体を揺らせているが、如何にも不自然なのだ。一言で言えば、何だこりゃあ、である。
 映画なんだからね、舞台じゃないんだからさあ。或る程度の現実味は欲しいよ。静かな海で、荒れた海だ、と叫んでも実感が湧かない。バカじゃないの、と思ってしまうのだ。
 無料(あたしには)だから仕方ないけれども、映画造りの情熱が全く感じられないのは困る。それも沢山あるのですぞ。は~。

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